シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

私(主夫)の家事力アップの秘策?とは 家事力で健康寿命もアップ

認知症の母がグループホームに入所し早2年、実家の片付けと実家を守るため、実家に一人住んでの家事と花作りで主夫業2年。ようやく、家事についてチョッピリ分かってきました。私(主夫)の家事力アップの秘策を紹介、でも、主婦の皆さんには当たり前かも。

家事をやってみて思ったのは、家事は日常生活を守る、基本的で大切なものということ。家事を実践してみて、大変さも身にしみて分かりました。そして、家事の中でも大事なのは食事、母を介護して、改めて食事が健康の基本、美味しい食事は体も心も豊かにすると分かりました。

なお、家事は掃除、洗濯など、かなり運動にもなります。運動に加え、体と頭を使い、美味しい料理で体と心が満足。健康寿命を延ばすには、家事力が基本かもしれません。女性の皆さんは家事力がありますが、男性には家事力が不足していると思います。男性の皆さん、家事力をアップしましょう。

令和4年版高齢社会白書によると、日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、令和元年時点で男性が約73年、女性が約75年となっています。これからは、何歳まで生きるかという平均寿命より、大切な健康寿命。この健康寿命アップに欠かせないものが家事力ですね。特に、男性には大事な気がします。

 

分かってきた家事のコツ(主夫の立場から)
①考えるより、まずは行動
②力を抜いて、淡々とする
③心身の健康は食事から、手作り料理で体も心も大満足

 

私は、どちらかと言うと”考える(考え過ぎ?)”タイプ。家事をする前に、順番とかアレコレと考えて、ついつい行動がおっくうになります。これでは、家事は進まないですね。

 

家事は、考えるより、まずは行動

家事をやるとなったら「スッと立ち上がりスタート」、これだとテキパキ進みますね。スッと立ち上がり家事スタート、私はこの方法でグズグズ病が改善しました。

そして、私のダメなのが一つ一つの家事に力を入れ過ぎること。だから、味噌汁含め、おかずを2品作るのは、今もできません。味噌汁作るだけでも、力が入りますね。野菜の量、切り方、火加減、一つ一つ考えながら力を入れてやるので、とても疲れます。

 

家事は、力を抜いて、淡々とする

一つ一つの家事に力を入れすぎると、家事は進まず、疲れますね。「力を抜いて、淡々とする」することが大事でした。淡々とするということは、結果に一喜一憂しないことですね。多少の失敗があってもめげずに進む。料理も含め、結果に一喜一憂していたら、家事は進みません。料理も多少まずくてもOK、原因を考えれば次にいかせます。「失敗は改善の宝庫」です。

 

心身の健康は食事から、手作り料理で体も心も大満足

そして、家事の中で大事なのが料理。認知症の母の介護の時に、母と一緒にやった手作り料理。美味しい料理が出来た時は、母と二人で喜んで食べました。やはり、心身の健康は食事から。そして、冷凍食品では味わえない、添加物がほとんど無い、手作り料理の優しい美味しさは、体も心も大満足になります。

恐れながら言いますが、男性の皆さん、料理を覚えましょう! 手作りの暖かいご飯と味噌汁に、おかずが一品でもあれば、立派な食事です。味噌汁に季節の新鮮な野菜をたっぷり入れると栄養満点。味噌汁のバリエーションは無限です。

 

完璧主義では家事は進まない、何事も柔軟に ホドホドが最適

最後に蛇足ですが、家事をやっているとき、私のダメなのが妙な完璧主義。細かい所まで全て決め、何があろうと、その通りにやろうとします。例えば、洗濯ネットの使い方。洗う物により、使う洗濯ネットを全て決め、使い終った洗濯ネットを掛ける順番も固定。エッ!そんな馬鹿なですよね、おかしいと思いながらも、なかなか治らない私の「妙な完璧主義」。もし、私みたいに、完璧主義の人がいたら、家事はかなり負担になるので、ぜひとも改善したほうがいいですね。

主夫業2年、健康寿命80歳を目指して、自分との闘い(大げさな!)は、まだまだ続きます。

 

(注)写真1は、私の料理レシピーファイル。ネットで見つけたレシピーを印刷してとじています。写真2、3は印刷したレシピーに、活用結果を記入。成功したこと、失敗したことを書き込んでいます。