シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

ブログの紹介

レビー小体型認知症の母を介護して、本やネットの情報では得られなかったことを経験した高齢者の男性です(60代台後半)。

私は、母の認知症介護をしながら、なんとか、日々状況を把握し、問題点・改善点をはっきりさせるため、寝る前に、介護日記をつけました。少々(かなり?)大変でしたが。

しかし、この介護日記は、介護方法を見直すのに、とても役立ちました。また、精神科での診察、薬の調整にも役立ちました。この介護日記の内容をもとに、このブログでは、介護の経験から次の2点を考えてみたいと思います。

認知症ってどんな世界?、そして、どのように考え介護したか

②避けられない認知症、なる前に何を準備し、なった場合にどう対応するか

①については、感情的にならず、できるだけ冷静に、実際の経験をもとに書いていきたいと思います。

なお、内容は一個人の考えです。認知症の症状は人により異なるので、あくまでも参考です。ただ、少しでも参考になれば有り難いです。

②については、認知症は、予防ではなく、認知症は避けれないものと考え、介護の経験から、認知症になる前の準備や、認知症になった後の過ごし方を考えてみたいと思います。

認知症介護をしてみると、認知症の世界は、今までの世界とは全く違うものでした。

認知症の世界は、失敗を許し、非効率を認め、予期せぬことが起こり、暴言が当たり前の世界でした。

また、認知症介護は辛いこともたくさんあったけど、それ以上に、認知症が避けられないこと、今の医療では治すことは不可能で、確実に進行することを実感できました。

85歳以上の半数の人が認知症になる今、私の妻も考えると、いずれどちらかは、確実に認知症になります。

認知症の母を介護する前は、どう予防するかに関心がありました。今は、認知症になったときに、どうするかを事前に考えることこそ大事だと考えています。

そこで、認知症になるまでに何をしたらいいか、認知症になったときにどう対応したらいいかも、認知症の母の介護経験をもとに考えてみたいと思います。