シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

私を支える言葉

思い通りにならないのが世の常 一喜一憂せず前に進む

思い通りにならないこと、多いですよね。私は、家事(主夫)、園芸、いずれも超初心者、なかなか思うようにいきません。それに加え、介護、人間関係も、当然ながら、いろいろあり、難しいです。 実は、以前、仏教で言う「苦しみ」とは、「思い通りにならない…

心がけたいこと 平凡な日常を楽しみ、今を大切に生きる

ネット活用や、考えること、悩むことが多く、先々のことばかり考えて、今を大事にしていない私。日常の生活を大切に、今を大切に生きることこそ、大事ではと考えるようになりました。なんでもない平凡な日常、でも、それを楽しむ中にこそ、本当の満足がある…

人を判断するのは至難の技 「思い込み」を捨てよう

人への「思い込み」って恐いですね。私は、たった一つの言葉や態度で、あーこの人は、こういう人なんだと、すぐに思い込んでしまいます。最近、これで失敗したので、チョッピリ考えてみました。 たった一つの言葉や態度で、人を決めつけることなんて、本当は…

嫌な天気にウンザリ、自分にダメ出し そんなときは「ニーバーの祈り」

今年は豪雨と猛暑、本当に嫌になりますね。枯れる花も多く、雑草は伸び放題、でも暑くて動けない。主夫の私は家事もたまる一方。でも、「あー嫌だなあ!」「なんで動けないんだろう?」と愚痴っても、更に、状況は悪化しますね。こんな時はあっさり受け入れ…

生きる上で必要なこと 「食べること」「眠ること」そして大事な「楽しみ」

最近、つくづく思うんです。私って人生、楽しんでいるのかなと。楽しみがないと、笑顔も少なくなり、行動するのもおっくう、自然に気分もブルーに。楽しみがあると笑顔が増え、自分も周りも幸せ気分になります。そう考えると、生きることは、楽しむことが基…

私に無かった”覚悟”と”平常心” 「こころの処方箋」が教えてくれました

最近、自分の考えや価値観が、なんか違うぞと思え、さらに、70歳間際になっても、自分のことすら分かっていないことに気づき、あ然。 で、結局、あー自分には、自分の考えや価値観(大げさに言えば”生き方”)を変える「覚悟」がないと分かってきました。 70…

”ほほ笑む”だけで 自分の悲しみはやわらぎ、相手もおだやかに アラン「幸福論」から 

フランスの哲学者アランの「幸福論」、もともとがフランス語なので、日本語に訳した表現が少々分かりづらい所があり、多少読みづらいですが、アランの「幸福論」は、日常生活に役立つ言葉、勇気をもらう言葉など、生きる上で大切なことをたくさん教えてくれ…

亡くなって始めて分かった父の優しさ そして『父母恩重経』について

生前は優しさを感じなかった父ですが、亡くなった後は、いろんな事が浮かび、また、実家の片付けをする中で、父の優しさを少しずつ感じるようになりました。生きている間に、もっと優しくしていれば・・・ でも、人生に ”たられば”、「もし…していたら、もし…

シニアからの自分の目標 「決して怒らず いつも静かに笑っている」

誰でも知っている、 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」という詩。 「雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体をもち」 宮沢賢治さんは37歳という若さで亡くなっていますが、「雨にも負けず」という詩の中に次の素敵な言葉があります。大…

心がけたい「止まって、見て、進む」 止まると思わぬ発見が

アメリカの有名な講演会「TEDトーク」というのがインターネットで公開されていますが、その中の一つの講演に以下がありました。 TEDトーク 「Want to be happy? Be grateful (幸せになりたい? 感謝しなさい)」 講演者は、Brother David Steindl-Rast(ブ…

耳の痛い 論語の言葉 「意なく、 必 なく、 固 なく、 我 なし」

中国の古典で、最も有名な「論語」。なんか気難しいことが書いている・・・というイメージを持ちがちですが、そんなことはないです。まあ、中には気難しいこともありますが、日常生活に役立つ言葉もたくさんあります。 なお、「論語」の解説本は山ほどありま…

待つことの大事さ 空海さんの言葉 「人を待ち、時を待つ」

花を作っていると”待つ”ことの大切さが分かってきます。球根から育てるチューリップ、ユリは、植えてから花が咲くまで、半年も待たないといけません。 私は”人を待つ”ことはできませんが、”花を待つ”ことはできるようです。何が違うのだろうと考えたら、花に…

綺麗に咲く花たちと 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」

庭のビオラ、パンジー、ゼラニウム、コスモス、そして、ナデシコ。花は、いくら寒くなっても、いくら風が強くても、文句一つ言わず、綺麗に咲いています。 植物も他の動物も、自然の変化に黙々と耐えています。自然の変化に文句を言うのは人間だけかもしれま…

シニアになったら心がけたい 「足(たる)を知り、止(とどまる)を知る」

シニアになって、親の介護も一段落すると、自由な時間が増えてきます。そんなとき、アレコレと、ついつい、手を伸ばしがち。でも、私の場合、結局、長続きせず、時間とお金の無駄に。 また、電子書籍でも同じ、良さそうな本があったら、一応サンプルを見て、…

今は、(咲く)時を待っている花たち コヘレトの言葉「何事にも時がある」

今、庭にはビオラ、パンジー、葉牡丹、が咲いています。(咲く)時を待っているのは、アネモネ、水仙、椿、チューリップ・・・だいたい、この順番で、私の庭では咲きそうですね。 最近は、天気が春みたいな陽気なので、ビオラ・パンジーさんは元気です。太陽…

アラン「幸福論」から 「ほんとうの人間は、自己を揺り動かし未来をつくり出すのである」

フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本の23章は「巫女の心」という少し妙なタイトルだが、最も好きな章の一…

アラン「幸福論」から 「しあわせになる秘訣の一つは、自分の気分に無関心になるということ」

これから、時々、フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本は何度も読み返しています、読むたびにフムフムと感…

アラン「幸福論」は勇気がもらえる本 パラパラ読みがお勧め

「三大幸福論」と言えば、ヒルティの「幸福論」(1891年)、アランの「幸福論」(1925年)、ラッセルの「幸福論」(1930年)による3つの幸福論です。 いずれも読みましたが、一番私に合っている本で、元気と勇気をもらったのは、アランの『幸福論』。でも原…

俺が俺がの我《が》を捨てて、お陰お陰の下《げ》に生きる ~良寛さんの言葉

良寛さんの言葉に 『おらがおらがの「が」を捨て、おかげおかげの「げ」で生きよ』 とあります。 一般的には 『俺が俺がの我《が》を捨てて、お陰お陰の下《げ》に生きる』 と言われているようです。 私は、これまで、『俺が俺がの我』が強かったようです。…

(認知症の介護)どんなことがあっても責めてはいけない *認知行動療法「認知のゆがみ」も紹介

(レビー小体型)認知症の母の介護で、ダメだと知りながら実行できないのが、”母の行動を否定したり、責めたりすること”。認知症の介護の中では、「責めること」は絶対にやってはいけません。 私が母の行動を責めると、必ずといっていいほど、母は被害妄想に…