シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

綺麗に咲く花たちと 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」

庭のビオラ、パンジーゼラニウム、コスモス、そして、ナデシコ。花は、いくら寒くなっても、いくら風が強くても、文句一つ言わず、綺麗に咲いています。

植物も他の動物も、自然の変化に黙々と耐えています。自然の変化に文句を言うのは人間だけかもしれませんね。

なお、地中のチューリップの球根は、寒いほど育つようです。だから、私は、最近では、寒くなってくると「あー、チューリップが成長している!」と思うようになりました。

こんな時、想い出すのが、誰でも知っている、 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」という詩。

「雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体をもち」

本当に、季節の花は、暑さにも寒さにも、雨にも、風にも負けず、黙々と咲いています。

宮沢賢治さんは37歳という若さで亡くなっていますが、「雨にも負けず」という詩の中に次の素敵な言葉があります。大好きな言葉の一つです。

 

「決して怒らず いつも静かに笑っている」

 

若くして亡くなったのに、何故、このような言葉が浮かぶのか、本当に不思議です。

私は、もうすぐ70歳に手が届くというのに、「いつも怒り いつも騒がしくしかめっ面をしている」状態。いつになったら、宮沢賢治さんの詩のようになれるんだろう・・・なれないかも。でも、努力は必要。