シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

生きる処方箋 アラン「幸福論」

家族について ~アラン「幸福論」から考えたこと

私は実家にいて親を介護、嫁は自宅にいて自分の親を介護、それぞれ認知症の親を介護するという状況で、娘二人含め家族をどう守るのか、なかなか難問です。そこで、自分の頭の中を整理する意味で、今回は、家族について、チョット書きたくなりました。 「家族…

アラン「幸福論」から たくましく生きるための言葉

一円玉の半分以下しかない”種”から育てた「アネモネ」、それも、土の状態が良くない劣悪な場所に、昨年の10月末に植えた「アネモネ」。5ヶ月後の3月に咲きました。劣悪な環境に咲く「アネモネ」には、毎年、生命の”たくましさ”を教えられます。 なお、私の愛…

寒さと雪にも強いビオラ・パンジー そしてアランの生命への賛歌

今日、2月3日(金)は節分。そして、明日、2月4日が立春、春の始まりです。でも、天候は、まだまだ冬ですが、春の足音がもうすぐ聞えますね。 四季の最初が、立春、立夏、立秋、立冬。この4つは「四立(しりゅう)」と呼ばれています。実は、この四立の前日が…

私に家族のあり方を教えてくれた”アラン「幸福論」”の言葉

家族の問題に悩んでいたとき、私に家族のあり方を教えてくれたのが、アランの「幸福論」でした。この本には、「仕事は大事にするのに、何故の家族のことを大事にしないのか」など、随所に家族について、書かれています。 特に”35 家庭の平和”の内容は、思わ…

本来の自分を取り戻すには とらわれているものを手放すことが必要 アラン「幸福論」から

70歳に近くなった私、どういうわけか、今までの自分の考えや価値観、これって、本当に正しいの?って疑い始めました。認知症の母の介護をしたときから、うすうす感じていたことです。 認知症の介護は、自分の考え・性格(我がまま性格、変な完璧主義など)は…

”ほほ笑む”だけで 自分の悲しみはやわらぎ、相手もおだやかに アラン「幸福論」から 

フランスの哲学者アランの「幸福論」、もともとがフランス語なので、日本語に訳した表現が少々分かりづらい所があり、多少読みづらいですが、アランの「幸福論」は、日常生活に役立つ言葉、勇気をもらう言葉など、生きる上で大切なことをたくさん教えてくれ…

アラン「幸福論」から 「ほんとうの人間は、自己を揺り動かし未来をつくり出すのである」

フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本の23章は「巫女の心」という少し妙なタイトルだが、最も好きな章の一…

アラン「幸福論」から 「しあわせになる秘訣の一つは、自分の気分に無関心になるということ」

これから、時々、フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本は何度も読み返しています、読むたびにフムフムと感…

アラン「幸福論」は勇気がもらえる本 パラパラ読みがお勧め

「三大幸福論」と言えば、ヒルティの「幸福論」(1891年)、アランの「幸福論」(1925年)、ラッセルの「幸福論」(1930年)による3つの幸福論です。 いずれも読みましたが、一番私に合っている本で、元気と勇気をもらったのは、アランの『幸福論』。でも原…