シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

介護で学んだ認知症 人により認知症の症状は様々、思い込みを捨て状況を素直に見る

私は、認知症の母を介護するまで、認知症には人並み以上に理解していると思っていました。認知症関係の本もいくつか読み、テレビの認知症関係の番組にも関心を持っていました。さらに、認知症予防にも関心を持っていました。 しかし、認知症の母を介護して、…

認知症でも食事は基本 美味しい料理で心も体も満足 ~役に立つ料理本も紹介

認知症の母の介護で、男の私は慣れない家事をしていたので、食事も、冷凍品や宅配の弁当で済ませ、実に味気ないものでした。 しかし、介護中の冷凍品の食事には、さすがに数ヶ月で飽きてきました。 いくら介護中でも、やはり、元気の素は「食事」。 あるとき…

得意なものは認知症でも可能 母は認知症になっても、家事は上手だった!

母が認知症になり、主に私が家事をすることになりました。でも、家事と言えば、私にできることは、皿洗いとお風呂の掃除ぐらいでした。 一番困ったのは、料理。私には、ご飯を炊いた経験も味噌汁も作った経験も無く、困りました。 しかし、幸い、母は認知症…

認知症介護では、周りの人達との信頼関係が大事

認知症介護をしていると、余裕が無くなり、ついつい、物事を悲観的に考え、悪いようにとらえがちになりました。 そして、認知症介護の辛さをなかなか理解してもらえないことで、家族や兄弟、ケアマネジャーなどの不信感も強くなっていきました。まあ、もとも…

これからの時代 認知症とうまく“付き合う”ことが大事

認知症と付き合う時は、早い順に以下のようになると思います。②と③は逆になる場合もありますね。 ①認知症の親を介護する②自分が認知症になる③配偶者が認知症になり介護する④子供が(若年性)認知症になり介護する 年をとればとるほど、認知症になる確率は高…

認知症の“記憶障害”で生活がどのように変わったか?

認知症の母を介護する前は、認知症の“記憶障害”は、財布が無くなった!と騒ぐことかと単純に考えていました。しかし、“記憶障害”は、生活のあらゆる場面で障害になり、生活が不自由になることが介護をして分かりました。 母は数分前のことを忘れるので、まず…

認知症の治療は医師の選択が大事 治療は医師と介護者の連携プレー

母が夜に「財布がない」と電話をかけてきたり、状況がおかしくなったので、認知症の診断をしようと思い、相談したのは、ケアマネジャーでした。 ケアマネジャーからいくつか評判のよい先生を聞いて、その中から、今後、様々な病気の診断もあると考え、総合病…

認知症の段階は4つ、早い段階での治療開始、段階は急に変化

認知症の進行、4つの段階があります。 ①軽度認知障害(前兆、MCIと呼ばれます)②初期(軽度)③中期(中度)④末期(重度) 認知症はできるだけ早めに発見し早めの治療ですね。私の母は「②の初期(軽度)段階」で認知症を分かったので、自宅介護を進めること…