シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

考えが間違っていたことに何度も気づかされた「こころの処方箋」河合隼雄著

臨床心理学者である河合先生の「こころの処方箋」、30年前に読んで、とても感銘を受けた本です。そして、70歳間際になって、もう一度読んでいます。今読んでも、素晴らしい本ですね。生きる上で大事なことを教えてくれます、まさに名著です。 こころの処方箋…

私に家族のあり方を教えてくれた”アラン「幸福論」”の言葉

家族の問題に悩んでいたとき、私に家族のあり方を教えてくれたのが、アランの「幸福論」でした。この本には、「仕事は大事にするのに、何故の家族のことを大事にしないのか」など、随所に家族について、書かれています。 特に”35 家庭の平和”の内容は、思わ…

本来の自分を取り戻すには とらわれているものを手放すことが必要 アラン「幸福論」から

70歳に近くなった私、どういうわけか、今までの自分の考えや価値観、これって、本当に正しいの?って疑い始めました。認知症の母の介護をしたときから、うすうす感じていたことです。 認知症の介護は、自分の考え・性格(我がまま性格、変な完璧主義など)は…

”ほほ笑む”だけで 自分の悲しみはやわらぎ、相手もおだやかに アラン「幸福論」から 

フランスの哲学者アランの「幸福論」、もともとがフランス語なので、日本語に訳した表現が少々分かりづらい所があり、多少読みづらいですが、アランの「幸福論」は、日常生活に役立つ言葉、勇気をもらう言葉など、生きる上で大切なことをたくさん教えてくれ…

ゆっくり動く効果はスゴかった! 気分も落ち着き、鼻水も止まった

最近の急激な寒さで、体調が狂い、鼻水が止まらず、困っていました。ところが、昨日、体がしんどくて、ゆっくり動いていたら、何故か、鼻水が止まりビックリ! 私は、時間ギリギリになって、バタバタ動くほうだから、温度の変化もあり、自律神経が狂って、鼻…

インターネットの情報って正しいの? ネット情報の見方とは 地方新聞もお勧め

インターネットの情報にダマされた経験ありませんか? 実は、地球は丸くなく平らだと信じている人もいるようで、このような常識を疑う情報もインターネットにはあります。 あふれるインターネット情報、本当に正しいのか疑うことが大事になりました。画像も…

亡くなって始めて分かった父の優しさ そして『父母恩重経』について

生前は優しさを感じなかった父ですが、亡くなった後は、いろんな事が浮かび、また、実家の片付けをする中で、父の優しさを少しずつ感じるようになりました。生きている間に、もっと優しくしていれば・・・ でも、人生に ”たられば”、「もし…していたら、もし…

時間毎に天気を予想し精度もバッチリ! 天気予報「ウェザーニュース」

最近は、地球温暖化の影響か、以前と比べ、天気が微妙に変化し、突然雨が降ったり、雨と予想されているのに晴れたり、本当に驚かされます。時間毎に天気がコロコロ変わるので、花作りなどには、やはり、時間毎の天気予報が必要。 なお、NHKの天気ニュースで…

シニアからの自分の目標 「決して怒らず いつも静かに笑っている」

誰でも知っている、 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」という詩。 「雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体をもち」 宮沢賢治さんは37歳という若さで亡くなっていますが、「雨にも負けず」という詩の中に次の素敵な言葉があります。大…

心がけたい「止まって、見て、進む」 止まると思わぬ発見が

アメリカの有名な講演会「TEDトーク」というのがインターネットで公開されていますが、その中の一つの講演に以下がありました。 TEDトーク 「Want to be happy? Be grateful (幸せになりたい? 感謝しなさい)」 講演者は、Brother David Steindl-Rast(ブ…

耳の痛い 論語の言葉 「意なく、 必 なく、 固 なく、 我 なし」

中国の古典で、最も有名な「論語」。なんか気難しいことが書いている・・・というイメージを持ちがちですが、そんなことはないです。まあ、中には気難しいこともありますが、日常生活に役立つ言葉もたくさんあります。 なお、「論語」の解説本は山ほどありま…

久しぶりに庭にジュリアンを植えました

これまで、何回か庭に植えて、あまり咲かなかった「ジュリアン」。買物で立ち寄ったお店に、とてもいい色で華麗な「ジュリアン」があったので、思わず買ってしまいました。 「ジュリアン」は寒さにとても強く、開花時期は11月〜4月と長く、秋冬の時期にはビ…

待つことの大事さ 空海さんの言葉 「人を待ち、時を待つ」

花を作っていると”待つ”ことの大切さが分かってきます。球根から育てるチューリップ、ユリは、植えてから花が咲くまで、半年も待たないといけません。 私は”人を待つ”ことはできませんが、”花を待つ”ことはできるようです。何が違うのだろうと考えたら、花に…

1月17日は阪神・淡路大震災発生の日 2003年12月の「神戸ルミナリエ」の写真(単身赴任中の想い出)

2023年1月17日で、阪神・淡路大震災から28年です。私たちが忘れていけない大きな災害の一つですね。 1995年(平成7年)1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」、とても大きな被害で驚いた記憶があります。 なお、「神戸ルミナリエ」は阪神・淡路大震災の発生…

綺麗に咲く花たちと 宮澤賢治さんの「雨にも負けず」

庭のビオラ、パンジー、ゼラニウム、コスモス、そして、ナデシコ。花は、いくら寒くなっても、いくら風が強くても、文句一つ言わず、綺麗に咲いています。 植物も他の動物も、自然の変化に黙々と耐えています。自然の変化に文句を言うのは人間だけかもしれま…

シニアになったら心がけたい 「足(たる)を知り、止(とどまる)を知る」

シニアになって、親の介護も一段落すると、自由な時間が増えてきます。そんなとき、アレコレと、ついつい、手を伸ばしがち。でも、私の場合、結局、長続きせず、時間とお金の無駄に。 また、電子書籍でも同じ、良さそうな本があったら、一応サンプルを見て、…

何故、人を嫌いになっているのか分析してみよう、私の結果は? また、人への先入観は禁物

私には、どうしても嫌いな人が何人かいる。でも、何故、嫌いなのか、どう考えても不思議。そこで、何故嫌いか分析してみることにした。 嫌いAさん ←ほとんど私と同じ性格だった! XX①自分がいかに偉いか、よくやっているかを示す ②人のことを考えずに、勝手…

チョッピリ年をとったら 「二人の時は一人のように 一人の時は二人のように」

どこかでみつけた次の言葉、60を過ぎてから、いつも頭にあります。とても考えさせられる言葉です。 「二人の時は一人のように 一人の時は二人のように」 最初、この言葉を見たとき、あー、年をとったら、夫婦の片側がいつ亡くなってもいいように考えときなさ…

今は、(咲く)時を待っている花たち コヘレトの言葉「何事にも時がある」

今、庭にはビオラ、パンジー、葉牡丹、が咲いています。(咲く)時を待っているのは、アネモネ、水仙、椿、チューリップ・・・だいたい、この順番で、私の庭では咲きそうですね。 最近は、天気が春みたいな陽気なので、ビオラ・パンジーさんは元気です。太陽…

日々やることを丁寧にすることで豊かに ~SNS活用は日々の丁寧さを無くしてしまう

ある趣味のSNSに昨年11月から登録し、活動を開始。日々、SNSに日記を投稿し、”いいね”をもらうことや、コメントをもらうことに喜びを感じていた。 なお、私は主夫として家事をこなし、好きな花作りをしているが、SNSを活用し初めてから、なんか、日々バタバ…

アラン「幸福論」から 「ほんとうの人間は、自己を揺り動かし未来をつくり出すのである」

フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本の23章は「巫女の心」という少し妙なタイトルだが、最も好きな章の一…

年末・年始の疲れを好きな食べ物で! 手作り料理でストレス解消・リフレッシュ

年末・年始、こんどこそ、ゆっくり、のんびりやろうとしたのに、やっぱりダメ。墓の掃除、仏壇・神棚の掃除、部屋の片付け、買物、そして、年賀状、更に、グループホームにいる母への手作りの計算ドリル作成(何故か、今でも計算が好き?)・・・ もうやめた…

アラン「幸福論」から 「しあわせになる秘訣の一つは、自分の気分に無関心になるということ」

これから、時々、フランスの哲学者アランが書いた世界的に有名な「幸福論」から、私がとても好きな言葉を紹介します。参考にしたのは以下の本です。 「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 この本は何度も読み返しています、読むたびにフムフムと感…

アラン「幸福論」は勇気がもらえる本 パラパラ読みがお勧め

「三大幸福論」と言えば、ヒルティの「幸福論」(1891年)、アランの「幸福論」(1925年)、ラッセルの「幸福論」(1930年)による3つの幸福論です。 いずれも読みましたが、一番私に合っている本で、元気と勇気をもらったのは、アランの『幸福論』。でも原…

ストレス解消に役立つコーピングとは 自宅介護・仕事などのストレス対策に有効

花作りは、認知症の母を自宅介護している時、私にも母にも、良い気分転換、リフレッシュの時間でした。私には、介護をしていることを忘れさせる時間だったと思います。 認知症の母を介護しているとき、読んだ本の中に、認知症の介護の人には「コーピング」が…

2023年 新年を迎えて

2023年、早速、初詣に行き、感謝の念を伝え、「笑顔を忘れないように」と願いました。 また、今年こそ、新型コロナが収束し、グループホームに堂々と面会に行きたいですね。今は、グループホームの玄関に仕切り板をつけ、玄関の外からの面会、時間は5分以内…