シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

2020-01-01から1年間の記事一覧

認知症介護は別世界、また自分の欠点がよく分かる世界だった

認知症の母を介護してから、強く思ったのが、あーこれは”別世界”だなということ。つまり、自分がこれまで生きてきた世界とは違うということです。 母は自分が隠した財布が見つからず、「泥棒が入ったよ!」と言いながら家中をさがしたり、「これは後で洗濯す…

”小さなことにこだわらない”というのは認知症介護のキーポイントかも?!

認知症の母を介護していて、いつも失敗するのが、母の行動を否定したり、責めたりすること。否定したり責めると、母はきまって、被害妄想+暴言を起こしました。 なお、認知症の母を否定・責めるのは、だいたい”小さなこと”。もし、この”小さなこと”に、こだ…

(認知症の介護)どんなことがあっても責めてはいけない *認知行動療法「認知のゆがみ」も紹介

(レビー小体型)認知症の母の介護で、ダメだと知りながら実行できないのが、”母の行動を否定したり、責めたりすること”。認知症の介護の中では、「責めること」は絶対にやってはいけません。 私が母の行動を責めると、必ずといっていいほど、母は被害妄想に…

私の「元気の秘訣」は、認知症の母と一緒に作る「手作り料理」

私は、現在、認知症の母を自宅介護しています。 実は、私の「元気の秘訣」は、認知症の母と一緒に作る「手作り料理」です。「手作り料理」は、作る楽しみもあり、できた料理は体にも心にも暖かく、私も母も「元気の素」になっています。 (注)認知症の介護…

認知症の世界は、失敗を許す(失敗が許される)世界

認知症の母を介護して気づいたのは、認知症の世界は、これまでの考え方や価値観が通用しない世界であるということでした。 最初は介護に戸惑っていた私も、認知症の世界は、これまでの世界と違うことが分かると、介護が楽になり、認知症の母も安心する介護が…

認知症は本人にとって辛くて不安なもの 実践した安心させる5つの方法

レビー小体型認知症の母と一年間過ごしてきて、母の辛さや不安が分かっていない自分に気づきました。 直前の記憶が消えると言うことは、認知症の母にはとても辛く不安のはずで、認知症が進み、記憶障害などで不安が増しているように感じました。 なお、認知…

認知症の介護は今までとは違う世界、自分を変える勇気を持ち続けることが大事

レビー小体型認知症の母を介護して、思い知らされたこと、それは、”自分の価値観や考え方”を少しでも直さないと、自宅介護は無理だということでした。 私が今まで過ごしてきた世界では、私の少々異常な潔癖主義(汚いものが苦手で、何度も手を洗う)、完璧主…

直前の記憶が無くなる”記憶障害” 慣れるまで時間がかかりました

認知症の代表的な中核症状の記憶障害。数分前に(直前に)見たこと、聞いたことを、また自分がした行動でも思い出せなくなってしまうものです。 認知症の本を読んでいると、「認知症の人は記憶障害があるので、同じ質問を何度もしますが、不安を感じさせない…

私が認知症介護で大切にしている8つの心がけ

母の認知症の介護をしていると、ついつい私の悪い癖が出て、小さな事にこだわり判断を間違ったり、融通がきかず効率が悪くなったり、物事の悪い面ばかり見がちになります。 また、認知症の母の予期せぬ行動に不安になったり、慌てたりすることがあります。そ…

認知症介護の大変さは分かっても、辛さは経験しないと分からない

認知症の母の介護を始めた頃は、介護の難しさや辛さを、なんとか身内の人には分かって欲しいと考え、介護の状況を細かく報告していました。 でも、「大変だね」という返事は必ずきますが、認知症介護の本当の辛さが、なかなか理解してもらえないことに気づき…