シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

物事の手順が分からない”実行機能障害” 料理ができなくなり、電気製品の操作も戸惑う

認知症障害のひとつに「実行機能障害」というのがあり、順序よく物事をおこなうことができなくなります。 ある目標に向かって手順通りにできないことで、電気製品の操作ができなくなったり、簡単な料理しかできなくなり、戸締まりなども不十分になります。 …

日時・場所が分からなくなる“見当識障害”で、月日・季節・場所を間違うようになった

認知症の症状として代表的な”記憶障害”がありますが、もう一つ、生活で様々な障害を発生するものに”見当識障害”があります。これも、日常生活に大きな影響を与えました 月日・場所が分からなくなるので、生活面で支障がでます。月日が分からないので、母は季…

最近の記憶が無くなる“記憶障害” 生活の様々な所で障害に!

認知症の代表的な“記憶障害”、認知症の母を介護して、その大変さが分かりました。最近の記憶が無くなる記憶障害、実は生活のあらゆる面で障害になります。 なお、何をどこに置いたのか分からないので、服の管理ができなくなりました。そのため、プラスチック…

認知症は早期発見が重要! 早期発見できれば薬で進行を抑えることも

認知症はやはり早期発見が大事だと考えています。また、認知症は長い闘いなので、信頼のおける精神科を探すことも、とても大事です。 私の父と母は2人ともに認知症でした。父は亡くなってから認知症と分かりました。母は、認知症の初期段階で分かりました。…

認知症の自宅介護がいきなりスタート 認知症とは何かを急いで勉強

私の認知症自宅介護は、経験も知識もほとんど無く、不安といらだちからスタートしました(このような方も多いと思います)。 母の行動がおかしいことに気づき、精神科を受診したところ、すぐに、母が”レビー小体型認知症(認知症+パーキンソン病)”が判明し…

認知症介護には基本知識が必要 ~私が参考にした本の紹介

認知症について知識がないと介護はできません。私の介護は、母の世話をしながら、認知症とは? レビー小体型認知症とは? を本で理解するところから始まりました。 最後の方に、母の介護を始めてから読んだ本の中で、参考になったものを紹介します。 ちなみ…

認知症の中核症状と周辺症状の理解は必須

記憶障害などの脳の異常によって起こるのが“中核症状”、暴言や徘徊などの中核症状によって起こるのが“周辺症状”です。 この二つを明確に分けて理解することはとても大事でした。 【中核症状】認知症の全ての人に現れる症状 ①記憶障害・・・5分前のことを忘れ…

認知症介護は別世界、そして自分の欠点がよく分かる世界だった

認知症の母を介護してから、強く思ったのが、あーこれは”別世界”だなということ。つまり、自分がこれまで生きてきた世界とは違うということです。 ・ 母は自分が隠した財布が見つからず、「泥棒が入ったよ!」と言いながら家中をさがしたり、・「これは後で…

認知症は本当に防げるのか? 85歳以上は2人に1人が認知症の時代に

私は、母が認知症(86歳の時に認知症と診断)になるまでは、一部の人が認知症になると考えていた。 しかし、亡くなった父は、亡くなる直前(88歳)の検査で認知症と分かり、義理の母も88歳で認知症と続き、両親+義理の両親の4人のうち3人が認知症。おやっ、…

母が”レビー小体型認知症”になった やはり認知症診断は早めに

母を連れて、病院の精神科に行って、認知症診断を受けた結果、”レビー小体型認知症”ということが分かった(2019年1月)。 認知症には、それまで関心があったが、”レビー小体型認知症”と聞くと、エッ何?という感じだった。 それから、本などで調べて、一般的…

認知症の世界は、日常とは違う別世界

認知症になると母の行動はかなり遅くなりました。今まで手際よくやっていた食事の片付けは2倍の時間がかかるようになりました。最初はイライラしていた私でしたが、あきらめざるを得ませんでした。 行動にも一貫性が無く、寝る前には電灯は消灯してねと言っ…

ブログの紹介

レビー小体型認知症の母を介護して、本やネットの情報では得られなかったことを経験した高齢者の男性です(60代台後半)。 私は、母の認知症介護をしながら、なんとか、日々状況を把握し、問題点・改善点をはっきりさせるため、寝る前に、介護日記をつけまし…