シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

認知症は早期発見が重要! 早期発見できれば薬で進行を抑えることも

認知症はやはり早期発見が大事だと考えています。また、認知症は長い闘いなので、信頼のおける精神科を探すことも、とても大事です。

 

私の父と母は2人ともに認知症でした。父は亡くなってから認知症と分かりました。母は、認知症の初期段階で分かりました。

 

何故、認知症は早期発見が大事かは、父の場合を考えるとよく分かりました。

 

父は亡くなるまで認知症と分からなかったので、ご飯を食べないとダダをこねたり、
感情の起伏が激しく、よく家族を怒ってました。

こんな父を、私達家族は理解せず、無理にご飯を食べさせようとしたり、無理にお風呂に入れました。そして、怒る頑固な父に、暴言をはいたりして、とても対応が悪かったと思います。

もし、この時、父が認知症と分かっていれば・・・もう少し優しい対応ができたかもしれません。

 

母は早期に認知症と分かったので、考えながら介護ができ、それなりに優しい介護ができていると思います。

 

なお、母の場合、認知症と分かる前、何度も電話かけてきたり、財布が無くなったと夜に電話をかけてきたりと、いつもと違う状態だったので、地域包括センターのケアマネージャに相談して、信頼のおける精神科を紹介してもらいました。

 

*母は、事前に「要介護認定」を受け””要支援1”と判断されていたので、地域包括センターのケアマネージャに相談できました。「要介護認定」はとても大事で、希望者本人が住んでいる市区町村の地域包括センターで申請可能です。 

 

精神科に行く前に、母に「最近、もの忘れが多いから、一度、診てもらおう」と言って、納得してもらいました。

 

紹介してもらった先生は、認知症、それにレビー小体型認知症に詳しい先生で、アドバイスも的確、とても助けてもらいました。

 

いかに信頼のおける精神科の医師を探すかは、長い認知症との闘いには、とても大事だと考えています。

 

なお、自分が認知症であっても、早めに分かれば、自分なりに少しは対応も可能で、介護する家族に迷惑をかける度合いも小さくなると考えています。

 

早期に認知症と分かれば、薬で認知症の進行を遅くすることも可能です。

認知症の早期発見は、とても大事なことです。