シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

認知症介護には基本知識が必要 ~私が参考にした本の紹介

認知症について知識がないと介護はできません。私の介護は、母の世話をしながら、認知症とは? レビー小体型認知症とは? を本で理解するところから始まりました。

最後の方に、母の介護を始めてから読んだ本の中で、参考になったものを紹介します。

ちなみに、ネットの情報は断片的かつ個人的な情報が多いので、これは、あまり参考にしませんでした。
 
レビー小体型認知症を理解するのに欠かせない必読書

「第二の認知症――増えるレビー小体型認知症の今」
 作者:小阪 憲司,尾崎 純郎(執筆協力)
 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店

世界で初めて、この認知症を発見した小阪医師が書いた以下の本は、とても役立ちました。母がレビー小体型認知症と判定されてすぐ読んだ本です。私の机の前には、この本が置いてあり、いつも参考にしていいます。

 また、小阪医師が監修された以下の本も役に立ちました。

レビー小体型認知症がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)」
 出版社/メーカー: 講談社

 
認知症の介護方法を学んだ本

認知症の人を理解したいと思ったとき読む本  正しい知識とやさしい寄り添い方 」
出版社/メーカー: 大和出版

認知症とは、認知症の介護方法など、認知症全般について知ることができる本です。100ページ以下の薄い本ですが、イラストも多く、認知症全般について、ポイントがよくまとまっていいます。

「「こころ」の名医が教える 認知症は接し方で 100% 変わる!」

作者:吉田勝明
出版社/メーカー: IDP出版

この本は、認知症の介護方法について詳しく書かれており、これも役立ちました。どちらかと言うと介護施設で働いている方に役立つ本ですが。自宅介護でも役に立ちました。


 ■認知症について深く学べる本

認知症とは何か (岩波新書)」

作者:小澤 勲
出版社/メーカー: 岩波書店

母を介護していて、認知症って、一体なにか、深く知りたくて読んだ本です。認知症の本質を理解するにはとても参考になった(ただし難解な)本です。

「治さなくてよい認知症

作者:上田 諭
出版社/メーカー: 日本評論社

 認知症の本人が、いかに自己肯定感を回復・維持し、人生と生活を意義深く、または生きがいをもって生きることができるかという視点にたって書かれた本です。私のような介護者は、巻末の「ご家族へのメッセージ」が非常に参考になるので、最初に、これを読んでから、本を読み進めると良いようです。