シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

亡くなって始めて分かった父の優しさ そして『父母恩重経』について

生前は優しさを感じなかった父ですが、亡くなった後は、いろんな事が浮かび、また、実家の片付けをする中で、父の優しさを少しずつ感じるようになりました。生きている間に、もっと優しくしていれば・・・

 

でも、人生に ”たられば”、「もし…していたら、もし…していれば」 はありません。それは過ぎ去った、過去の出来事。今、どうするかが大事ですね。私は、時々、仏壇の父に「ありがとう!」と言っています。

 

今日は、父の書棚を片付けて、私たち子どもの写真、卒業アルバムまで、しっかり保存しているのをみて、改めて、父の優しさを感じた、ほっこりした暖かい一日でした!

 

仏説 『父母恩重経』(ぶもおんじゅうきょう)の一部を紹介します。このお経、 吉川英治さんの『 宮本武蔵 』で知りました。親の恩の深さを書いているお経です。なんどか読んで少しずつ分かってきました。以下一部紹介します。

 

 父にあらされば生まれず、母にあらざれば育たず。

 父にあらざれば養われず、母にあらざれば育てられず。

 父母の恩重きこと、天のきわまりなき如し。