母が夜に「財布がない」と電話をかけてきたり、状況がおかしくなったので、認知症の診断をしようと思い、相談したのは、ケアマネジャーでした。
ケアマネジャーからいくつか評判のよい先生を聞いて、その中から、今後、様々な病気の診断もあると考え、総合病院の精神科を受信することにしました。
経験豊富なケアマネジャーに相談して正解でした。
早めに介護認定を受け、担当のケアマネジャーを決めていたので、どうやって認知症診断を進めたらいいかも、気楽に相談でき、心強かったですね。
受診した結果、母は一般的な“アルツハイマー”認知症ではなく、“レビー小体型”認知症でしたが、精神科の先生は、たまたま“レビー小体型”認知症をよく知っていました。
さらに、薬も最初は少なめの量から始め、母の状況を聞いて、徐々に増やしてくれました。また、安易に、薬も増やさず、薬の副作用についても丁寧に説明してくれました。
それに加え、介護者の気持ちを良く聞いてくれ、“一喜一憂しない”、“長い目で見る”など、的確なアドレスももらい、本当な助かりました。お陰で、大変な自宅介護もなんとか継続できました。
なお、母の状況を毎回まとめ、先生に報告し、薬の量・種類を変更してもらいました。
認知症は長期の闘いです。介護者と精神科の先生との連携プレーは、安定した自宅介護を進める上で、とても大事です。
そのためにも、ケアマネージャーと相談して、認知症を良く理解した精神科の先生を選択するのは、とても大事です。