シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

”待つことの大事さ”を教えてくれたスミレとパンジー

玄関外の門扉の所に、昨年11月に植えた、スミレとパンジー。4ヶ月待って ようやく咲きました!!

ここは、土の状態も悪く、風強く、西日が強烈な場所、今まで、いつくかの花を植えましたが、ほとんどが咲きませんでした。そこで、リサイクル材などで土を改善し、祈るような気持ちで植えた、スミレとパンジー

でも、なかなか咲かなかったですね。12月になっても、1月になっても咲かない。そして1月の末に、これでは玄関前が、あまりに寂しいと、スミレとパンジーの近くに、それぞれ、チューリップを2本植えました。

そして2月、まだ咲かない。もう限界かもと考えていた、3月10日頃、なんと、スミレさんが元気に咲いていました。そして、パンジーさんも大きく咲いていました。待ちました! 4ヶ月。

辛抱強く、待つということは、本当に大事ですね。現代は、時間に追い立てられ、”待つこと”ができない社会になりつつあります。でも、”待つこと”は、とても大事なことですね。

相手が成長してくるまで待つ、その時がくるまで辛抱して待つ、焦らずに待つ・・・とても大事な気がします。待つということ、消極的に見えますが、相手を信じる、とても積極的な行動だと思います。

今回は、アランの「幸福論」から素敵な言葉も紹介。

『だれもがよく知っているとおり、怒りと絶望はまず第一に克服しなければならない敵である。それには信じなければならない。希望をもたねばならない。そしてほほ笑まねばならない。』
(「アラン 幸福論」 神谷幹夫訳 ワイド版岩波文庫 ”69  結び目をほどくこと”から)

 

「信じる」「希望を持つ」「ほほ笑む」、この3つは、普段の生活で、とても大事なことですね。「信じて、待つ」「希望を持って、待つ」、そして、落ち込んだり、絶望しそうになったら、ほほ笑んでみる。

アランが言っている「怒りと絶望は第一の敵」、本当にそうですね。といいながら、私は、気にくわないことがあると、すぐに怒る人間。最近も、某銀行の手続きがいい加減で、ついつい、電話で怒ってしまいました。でも、怒っても何も解決しないですよね。分かっているんですが・・・なかなか直りません。

 

4ヶ月待って、ようやく咲いた”スミレ”

4ヶ月待って、ようやく咲いた”パンジー

 

”スミレ”さんの変身ぶり