シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

主夫業と花作り ”自分を信じ、自分をほめて” 乗り切る

母がグループホームに入所してから、本格的に私の主夫業と花作りが始まりました。二年半前のことです。後から気づいたんですが、母が自宅にいた頃は、ご飯炊き・味噌汁は母の担当、花作りも、母が雑草や花がらをこまめに取って花作りをしてました。

 

母がグループホームに入所してからは、ご飯炊き・味噌汁も自分、花の手入れも自分、それに加え、実家の片付け。正直、70歳間近の、それまで家事の経験の無い私には、過酷な環境になりました。

加えて、私の完璧主義と潔癖主義は、家事の効率を悪くさせ、1日24時間では足りない!という状況。そうなると、失敗も多くなりますね。

 

こんなとき、自分を責めるのは、状況を更に悪化させます。大事なのは、「自分を信じ、自分をほめる」こと。心の中で、

「大丈夫! きっと乗り切れるよ。ご飯だって味噌汁だって美味くなった」
「花作りもいくつかは失敗したけど、綺麗に咲いている花もたくさんあるよ」

と自分に言い聞かせると、落ち着きますね。

 

だいたい、人はマイナス面を見がち、良い面はよ~く見ないとわかりません。だから、良い面を探します、そうすると、なんだか自分に自信がでてきます。

 

「自信」というと、自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと、そして自信満々という言葉があり、なんだか少し嫌なイメージがあります。

でも、「自信」は「自分を信じること」、他人との比較や単なる優越感ではなく、自分の能力や価値などを信じることなんですよね。この「自信」が無くなったら、前に進むパワーがでてきません。自信は前に進むエネルギーかもしれません。

 

また、家事の効率が悪くバタバタしたり、花が枯れたりすると、気分はブルー、やる気がダウンします。そんなときに役立ったのが、良かったことを考え想い出し、「自分をほめること」。

失敗は、何かをやっているから失敗します。何もしないところには失敗はありませんね。だから、失敗したら、変ですが「よくやった!」と自分をほめることが大事な気がします。

 

主夫業と花作りを2年半続けてきて、改めて、”自分を信じ、自分をほめる”ことの大切さが分かってきました。逆に、これが無いと、私は続かないと思います。