シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

刺激の多いネット情報を減らして 日々の暮らしを丁寧に

ネットが生活の中にドカンと入り込んだ今の社会、確かに情報は多くなった・・・で、その結果、生活は豊かになった?

ネットの情報、紛争、自然災害、事故などなど、けっこうショッキングで刺激が多いですよね。また、SNSなどで溢れる偽りのフェイクニュース。そろそろネット情報を減らして、その時間を日々の暮らしにあてたほうが良いかもしれません。

総務省の令和2年度の調査報告書によると、平日の平均利用時間が以下で、ネット利用がテレビを上回っています。約1日3時間のネット利用です。
 「インターネット利用」が168.4分
 「テレビ(リアルタイム)視聴」が163.2分
平日3時間もネット利用に費やしています。私の感覚では、もっと使っているような気がします。

最近、家事の合間にチョットだけよと言いながら、パソコンを触りましたが、チョットのつもりが30分以上パソコンを使っていました。自分が思っている以上にネットを活用しています。

この30分のパソコン操作はネット情報の検索、でも、結局役に立たず。この30分があれば、お風呂掃除に加え、簡単な片付けができます。また、30分あれば、花の手入れだってできます。貴重な時間、もったいな~い!!

例えば、多くの人が活用しているSNSTwitter、日本国内の隅々の情報に加え、世界各地の情報にあふれています。私も毎日かなり活用していましたが、見るのに疲れ、それに嫌なニュースが多く、今では、時々しか活用していません。そして、Twitterの代わりに、地方新聞、NHKニュースを見るようにしました。

その結果、ネットから得られる情報は激減・・・で、生活は不便になった? 

逆です。嫌なニュースを見なくなったし、その時間を家事・園芸などの時間に割いたお陰で、気分は以前より穏やかになり、生活も充実。情報は、地方新聞、NHKニュースで充分でした。

実は、スマホ・パソコンは思っている以上に長時間使っているそうです。

参考:
スマートフォン利用に関する生活者実態調査|株式会社PR TIMESのプレスリリース
  

prtimes.jp

この調査によると、スマホの1日の利用時間の意識と実態の差は 何と!3時間。
 意識 約4時間 実態 約7時間

つまり、意識している時間の約2倍の時間、スマホを実際に使っていることになっています。私の経験ではパソコンでも同じだと思います。私の場合、実態はかなりの時間(6時間~8時間)パソコンでネットの世界にいる感じ、ネット依存症にかなり近いですね。

ネットが普及したことで、確かに便利になりました。でも、ネットに溢れる情報は、本当に必要か考えないと、日々の暮らしの中で、おろそかになる所が多くなる気がします。それに、ネットに溢れている、暗いニュースを見ることで、精神的にもダメージを受けることもあります。

ネット情報はホドホドにしたほうが、心も安定し、日々の暮らしも丁寧にできます。なお、ネットのSNSなどで偶然目に飛び込んできた情報の場合、心の構えができておらず、その状態で衝撃的な映像や写真、情報を取り入れると、印象に残りやすくダメージが大きいと言われています。

なお、攻撃的で極端な意見ほどネットでは拡散されやすいという傾向があります。SNSの投稿について、参考になる記事があったので、紹介します。

参考:
 攻撃的で極端な意見ほど拡散されやすい―
 『正義を振りかざす「極端な人」の正体』本文公開|光文社新書
 

shinsho.kobunsha.com

①攻撃的な投稿ほど多く投稿される
②攻撃的で極端な意見ほど拡散される
フェイクニュースは真実より拡散される

我々がネットを見ていて「攻撃的な人が多いな」と思う背景には、「攻撃的な投稿ほど多く投稿される」「さらに拡散もされやすい」という、SNSの特徴があったんですね。