シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

初心者の私が学んだ!花の手入れで大切なポイントとは?

花作りを始めた頃は、庭に花を植えて、ほぼ毎日、水をかけ、一週間に一回程度の液体肥料、そして、時々やる雑草取り。でも、これでは、花は長く咲きませんでした。咲いた花が散ったら、その後は咲く気配がない。

 

最近、ようやく、何が原因か分かりました(すいません、超初心者なので)。大事なことが抜けていたんですね。それが”日々の手入れ”。なお、花の手入れは頭を使いながらの運動、認知症予防にも最適ですね。

 

花がどんどん咲くには、”日々の手入れ”が大事だったんですね、つくづく分かりました。そこで、最近は、毎日、庭の花の様子を眺め、花の手入れを1日1.5時間~2時間ぐらいやっています(特に梅雨時は雑草も伸びるので大変です)。最近は、終ると汗だくですね。かなりの運動量です。

 

①枯れた花(しぼんだ花)を取り除く
②花の周りの雑草を取る
③花の根元に日が当たるように、伸びた枝・葉の一部を取り除く
④花の根元がぐらぐらしていないか確認する
⑤葉は元気か、虫に食われた形跡はないか(あれば殺虫剤を散布)
⑥土の状態は良いか、悪ければ土のリサイクル材を投入
⑦土が乾燥しすぎていないか(特に苗や種を植えた場合)
⑧元気がなくなった花があれば緩効性肥料を蒔く、時々、すぐ植え石灰も。
⑨伸びすぎた枝や茎を切り取る
⑩花が密集し過ぎていないか、密集していれば一部の花を移動
⑪枯れた花はないか(枯れた花をそのまま放置すると害虫が集る)
⑫倒れかけた花、斜めになった花があれば支柱で支える

などなどを考えながら、庭を見て、花の手入れをしています。花作りの大先輩から見たら、そんなの当たり前じゃんと言われそうな内容です。

 

なお、大事なポイントは、毎日、花を観察することですね。じっくり花をみると、どんな手入れをしないといけないか見えてくる気がします。そして、優しい言葉かけも大事。

なお、花の手入れで大きな問題が一つ、それは、土のリサイクル材、殺虫剤、液体肥料、緩効性肥料、石灰などを購入することが必要で、花の種・苗以上の購入に加え、お金がかかることですね。

 

それから、園芸の本を読んでも、このような基本的なことをスパッと短めに書いた本は少ない気がします。何故だろう? 難しいことはたくさん書いてあるけど、”そんなの当たり前じゃん” 的なことは、なかなか書いていないですね。

 

例えば、石灰肥料も、生石灰消石灰苦土石灰有機石灰があり、それぞれの特徴を延々と説明されてもチンプンカンプン。初心者には、
・多くの植物は弱酸性を好み、日本の土は雨で酸性に傾いているから石灰が必要
・花には酸性の土を好むのもあるので要注意
・石灰は有機石灰を利用、まいた後でもすぐに植えられる
でいいんですよね。何故か、園芸の本には、これ以外にも、難しいことが延々と書いています。

 

まあ、愚痴は、これぐらいにして。花の手入れは、まだまだ序の口。覚えることがたくさんあります。切り戻し、摘心(摘芯)、脇芽かき などなど。それに花によっても手入れの仕方が違ってきます。でも、私の場合は失敗して覚えるタイプ。これからも、失敗しながら、学んでいくんだろうな。まだまだ花作りの修業は続きます。