シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

バスケットボール男子 ワールドカップ(W杯) 歴史的快挙の原動力は「信じること」

バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)で、日本が来年のパリ五輪出場権を獲得! 歴史的快挙でしたね。負けていた試合を最後の土壇場で逆転点がちで2勝、最後の試合は十分勝っていたのに、最後は追い詰めながらも守り切って3勝、これで、パリ五輪出場決定!

なお、監督は、東京五輪で女子代表を率いて銀メダルを獲得したトム・ホーバス監督の言葉。監督が強調し続けたのは「信じる」。監督は「信じてください、信じて、信じて」と、しつこく言っていたそうです。渡辺雄太選手も、「全員が勝てると信じていないと勝てない。ホーバス監督がそれを言ってくれることで、僕たちはいつも再確認できている」と言っています。

自分の力を信じる、自分のチームメイトを信じる、チームのスタイルを信じる、これが監督が何度も言い続けたこと。これで、歴史的快挙を成し遂げました。

なお、トム・ホーバス監督の言葉に以下がありました。
①自分の力を信じていなければ何もできない。
②どの国よりも準備をし、どの国よりも練習をする。これに尽きます。

また、目標は、ワールドカップの中でアジア1位になる(パリ五輪の出場権を取る)ことでした。つまり、自分の力を信じて、目標に向って、練習をすることなんですね。

まずは、自分が持っている能力を信じること。信じないと、不安が先に立ち、前に進むことができません。そして、目標に向って練習(チャレンジ)する、何事も上達する方法だと思います。

例えば、料理も花作りも同じですね。自分の力を信じてやってみる、そして、失敗したときは、その原因を考えて、また実行する。この積み重ねで、料理も花作りも上達するような気がします。

なお、”信じる”ということ、自分だけではないですね。家族を信じる、周りの人を信じる。「信じる」ことがないと、人間関係はうまく行きません。信じるから、夫婦も家族も、どんなグループも仲間も、つながることができます。もし、信じる力が弱いと、チョットした人の言葉や態度で疑ってしまいます。

花作りも同じですね。花が咲くと信じるから、多少枯れても、いつまでたっても咲かなくても、待つことができます。信じるから待つこともできます。

バスケットボール男子のワールドカップで教えてもらった”信じる”ことの大事さ、全ての基本かもしれないですね。なお、信じることの基本は、自分を信じる「自信」、これがないと、他人も信じることができません。なお、「人間を動かすひとつの原動力は自信である」とフランスの哲学者アランは「幸福論」の中で言っています。

でも、時々、自信を無くすことありませんか? 自信が大事だと思っている私も、自信を無くすことが、たびたびあります。小心者なので、日常の細かいことで、よく自信を無くしますね。野菜が使い切れず腐っていた時、台所を片付けずに寝てしまった時、花の手入れを忘れ枯れたとき、花の水やりタイミングを逃した時・・・などなど。

この自信を無くしたときに大事なのは、自分を励ますこと、「いやー、家事、花作りなどよくやっているよ」、「頑張っているじゃないか」。自分で自分を励ますこと、とても大切ですね。自分の一番の親友は自分です。

そして、「なんとかなるさ精神」も大事ですね。アレコレ心配しても仕方が無いときが、たくさんありますね。そんな時は「まあ、なんとかなるさ!」これ、大事です。特に、過ぎ去ったことをアレコレ考えると、頭の中が妄想で一杯になります。こんな時は「頭と心のリセット」、これが、「なんとかなるさ精神」ですね。