シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

何事にも「時」があります 花作り・生活で大事な「時を守る」・「時を待つ」

夏の花の水やりの目安は、朝は、まだ日差しが弱いうち(午前9時まで)。でも、最近の私の朝の水やりは、10時をすぎ、11時になったり12時近くになったりしていました、これは全くダメ!! 家事もやっているし、仕方がないと思っていましたが・・・この考えが甘かったですね。やはり、大事なのは「時を守る」こと。 

【夏の水やりの目安】夏の水やりは、朝か夕方の涼しい時間に

夏の水やりは、朝、まだ日差しが弱いうち(午前9時まで)もしくは、夕方涼しくなってから(午後4時以降)。
晴天時は、土の乾燥が激しくなるので、必要に応じて朝、夕 2回の水やり。

そこで、最近、きちんとした時間に水をやったら、花が少し元気になった気がしました。そして、枯れた花のことを考えると、もしかしたら、私の水やりの時間が遅くなったことが原因かも・・・花さん達には申し訳ないことをしました。

家事もそうです。やるべきことを、やるべき時間にやる、これも「時を守る」ことが大事。私の場合は、食事の後片付けも、すぐにやらず、たまってしまう。お風呂の掃除も遅れがち。家事も「やるべき時」を守らないとたまります。

旧約聖書の中の「コヘレトの言葉」に以下の言葉があります。
『何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。』

この「何事にも時がある」とても大事ですね。花作りでも、家事でも、一つ一つに「守るべき時」があり、「時を守る」ことが大事ですね。仏壇の花の水替え、母はこれを必ず朝食の後片付けの後にやってました。ところが、私は、いい加減、夕方にやることも。これでは、仏壇の花も長持ちしませんね。

日常生活をきちんと過すためには、一つ一つの「時を守る」ことが大事ですね。私の場合は、反省大です! そして、人間関係も、この「時を守る」こと大事ですね。待ち合わせの時間、約束した期限など、時を守らないと、人間関係が壊れます。私はこれもダメ、待ち合わせの時間はギリギリかオーバーします。

そして、もう一つ、大事なことは、「時を待つ」。花がなかなか咲かなくても、咲くのを信じて待つ。花が枯れていても、元気になるのを信じて、水やり、液体肥料を忘れずに、元気になるのを待つ。実は、こちらも、本当に大事です。焦らず、見守り、励まし、期待して待つ、これは、花作りでも、とても大事ですね。

人間関係でも「時を待つ」のは大事ですね。人には、それぞれ、その人のペースがあります。私は「待てない」人間なので、いつも、自分のペースで考えてしまい、ついつい、相手をせかしてしまいます。でも、人は自分のペースで生活し、行動しています、人それぞれですね。だから、人のペースを守ることはとても大事です。その意味で、「(人が動く)時を待つ」というのは、人間関係の中で基本的なことかもしれません。

「時を守り、時を待つ」

この決められた時を守り、事が熟するまで時を待つ、とても大事な気がします。「時を守る」ことは生活の基本、そして、「時を待つ」のは穏やかに過す秘訣かもしれません。

例えば、あることをいろいろ悩んでも、同じことをグルグル考え、あげくの果ては妄想が頭にいっぱい! こんなときこそ「時を待つ」。良い考えは、ひとまず考えを中止して、時を待つと、思いかけず、良いアイデアが浮かびます。不思議ですが、私は何度も経験しました。

また、身近な例で言えば、電話をしてもなかなかつながらないとき、メールの返信がなかなか来ないとき、こんなときこそ「時を待つ」。相手だって都合がありますからね。「時を待つ」ことを実践すると、穏やかになれそうです。

でも・・・「時を守り、時を待つ」ことは100%できない

といっても、何でもいつでも100%、これをしないといけないとしたら、窮屈ですね、とてもできません、人間ワザではないです。私のような怠け者に、「必ず時を守れ」と言われたら、もう、生活できないかも。何事も100%できるのは神様だけです。80%~70%ぐらいで、人間らしく、そして、余裕を持って生きる事ができると思います。

私はぐうたら人間、家事、花作り、なんでも「時を守る」ことができませんでしたが、花作り、家事で、少しずつ、「時を守る」ことの大事さを痛感するようになりました。

そして、「時を待つ」、これは母の介護で痛感しました。介護は、ケアマネージャー、施設の方、多くの人との円滑な関係が必要ですが、この時に「時を待つ」ことの大事さを学びました。