シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

今年はビオラにも支柱 「立ち止まって、じっくり見る」ことは花作りには大事

庭に植えている、ほとんどの花、ゼラニウム、百合、サルビアグラジオラスなどには支柱を立てます。風対策はもちろん、うまく成長するには支柱がかかせませんね。

ところが、これまでは、ビオラ、パンジー、スミレには支柱は活用していませんでした。支柱無しでも成長したからです。

さて、私の頭の中に「この花には支柱はいらない」というメッセージが入ると、「この花には支柱は不要、絶対いらない!」という固定観念(先入観)に変わります。

前の日記でも言いましたが、恐いですよね、この固定観念。現実を無視して、「これは、こうです!」と決めつけてしまう。でも、花作りをやって、少しづつ、ガンガンの頑固頭も、少しずつ柔軟になってきたかな?

今年のビオラを「じっくり見る」と、一部のビオラで花の根元に葉っぱが重なり、花の根元に光と風が当たらないようになっていました。

そこで、支柱の活用。これで、光と風が当たり、成長するはずです。当然、水やりの時の水も、きちんと根元に流れます。

実は、この「立ち止まって、じっくり見る」ことは、固定観念(先入観)、頑固頭を柔らかくしてくれるみたいです。現代人は大忙しで、この「立ち止まること、じっくり見ること」が少なくなりましたね。

少々話しが脱線しましたが、大きく脱線して、考え方を変えたいときに、おすすめの禅語が、「柔軟心(にゅうなんしん)」です。臨機応変に対応できるやわらかい心を持ちなさいという意味。

柔軟な心、やわらかい心って何?となりますが、「こうすべきだ、こうあるべきだ」、「しないといけない」という固定観念がなく、
 「物事をあるがままに、素直にみる」
 「臨機応変に対応する」
ということが基本になりますね。

意外と人間関係も、固定観念バリバリですよね。チョットしたことで、「あの人はやっぱりこんな人」「あの人の性格はきっと・・・なんだ」と決めつけてしまう。決めつけられた人は、エッなんでと不思議ですよね。

でも、私が花作りで学んでように、「立ち止まって、じっくり見る」と、嫌な人も、いや意外といいじゃんとなるかもです。チョット違うかな?

 

(注)写真は支柱を立てたビオラ。これまでビオラには支柱は立てませんでしたが、花の根元に光と風がいかないビオラがあり支柱を活用。2枚目のビオラは、始めた見た長い葉っぱで、これでは支柱無しではダメと判断。