シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

花作りは失敗から学び 失敗で知識が広がりました 失敗は大事かも?

私の頭は頑固で融通がきかずせっかち(悪い性格!)なので、事前に調べてからというより、失敗で学んでいくことが多いですね。
なお、私は失敗に弱いのですが、「二度と失敗しないぞ」という気持ちも強いので、”失敗から学ぶ”という方法、気に入っています。

私の花作りの失敗 *以下の失敗で花を枯らしました
①日当たりを考えずに花を植えていた
 →基本的なことを忘れていました、花には光が必要
②どんな花にもタップリ水を与えていました
 →花には湿気を嫌う花もありますから、要注意ですね
③どんな花もアルカリ性の土壌が好きと勘違い
 →酸性・弱酸性の土を好む花もあります
④冬に夕方遅く水やりをしていた
 →冬の水やりは午前中、午後に水をやると夜までに土が適度に乾かず、気温が下がる夜の間に残った水分が凍り、株を傷める。

考えてみれば、私の花作りの失敗は、どれも基本的なこと。そして、いつものワンパターン思考、「何でも、このやり方が良い」と考え、個々の花のことを考えない。花にもそれぞれ特徴があるのに、これを考えないですね。大きな私の欠点です。

でも、「失敗で覚える」というのは、結構、頭にいつまでも残るので、やはり「失敗は成功のもと」。パソコンやスマホも同じです。私は、パソコンで失敗するたびに、アレコレ調べるので、知識が広がりました。

中国の古典「菜根譚」に次の素敵な言葉があります。苦労して楽しんで得た福こそ長続きするという内容です。苦労するばかりでなく、楽しむということが大事ですね。苦労して、楽しんで得たものが、自分にとって貴重なものになります。

 

『一苦一楽、相磨練し、練 極まりて福を成すものは、その福始めて久し。
 一疑一信、相参勘 し、勘極まりて知を成すものは、その知始めて真なり。

苦しんだり楽しんだりして、修業を重ね練磨して作り出した幸福であってこそ、その幸福は永続する。また、疑ったり信じたりして、苦心を重ね考えぬいた知識であってこそ、その知識は本物になる。』
(「菜根譚」今井 宇三郎著 岩波文庫 菜根譚前集 74から)

 

(注)写真は”パンジー3姉妹”です。昨日は天気も良く、3姉妹とも元気でした。今日は曇り空、日々天気が変わります。