シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

園芸は認知症対策に有効 園芸を大いに楽しみましょう!

認知症の母から教わった園芸の「花作り」。母がグループホームに入所後は、私が実家の庭で花を育てていますが、「花作り」は運動にもなり、日光に当たり、頭を使いますね。実は、園芸作業は、認知症予防・改善に有効なんです。

 

園芸療法で認知症予防・改善!その効果とは? | アットホーム介護

athome-kaigo.jp

 

上記サイトによると、園芸療法により、五感をフル活用することで脳がより活性化し、認知症の予防・改善効果を最大限に高めることができるそうです。

また、認知症になると、場所や時間、人物が分からなくなる「見当識障害」が出てきますが、この見当識の低下を抑えることができるそうです。これは、認知症の母と一緒に花作りをやって実感しました。花をどこに植えたのか、また、水やりの時間は何時なのか、母は分かってました。ただ、認知症が進むと少々困難になってきましたが。

そして、花作りなどの園芸作業は、運動しながら頭も働かせる「ながら運動」になっていますね。これは認知症予防に効果的と言われています。そして、人とのコミュニケーションも生まれますね、これも認知症の予防には有効です。

単純に見える「水やり」でも、土の状態、花の種類により、水やりの頻度が違い、季節により水やりの回数、実施時間が違ってきます。水やりは単純ではないですね、頭を使う高度な作業ですね。

なお、花作りは、外での作業なので、太陽の光を浴び(紫外線には要注意)、運動もでき、綺麗な花を見て心も楽しみ、リフレッシュ。そして、花作りは頭もよく使いますね。どこに花を植えようか、いつ頃、球根を植えたらいいか、害虫対策、肥料の与え方、水やり頻度、土壌の改善、雑草の駆除、そして難敵の猫対策、などなど、考えることが多いです。

運動にもなり、体と心そして頭にも良い、花作りなどの園芸作業は、認知症予防にも、そして、認知症になってからも、とても有効です。大いに楽しみましょう!

 

【参考】認知症の予防対策

認知症は予防できる!?最新研究とその方法 NHK解説委員室 

www.nhk.or.jp

 

上記サイトによると、以下が認知症予防に効果的だそうです。
①「生活習慣病を治す」と「聴力低下の改善」
②「お酒とたばこの抑制」
③「適切な睡眠」
最適な睡眠時間は、おおむね6時間半から7時間。
④「対人ゲーム」
囲碁、将棋、トランプなど、人とのかけひきや会話を楽しむゲーム。
相手とコミュニケーションを取ることで脳が活性化。
⑤「運動」
呼吸しながらゆっくり行う有酸素運動が有効。運動しながら頭も働かせる「ながら運動」は効果的。
⑥「社会参加」や「体重管理」なども重要