シニアからの学び

介護・主夫業・花作り, etc. シニアから学びの日々が再び

(主夫業)家事、グズグズ病を克服し、テキパキとこなす私の対策

最近、何故か家事がテキパキできない。主夫業1年目は無我夢中、2年目は家事を工夫、3年目の今は慣れてきたはずなのに・・・何故だろう? 家事、園芸、グズグズ性格でなかなか思うように進まないですね。そして、やはり手際が悪い。

でも、園芸は、水やり、花の手入れ、雑草取りなど、以前よりはテキパキとこなすようになりました。

ただ、ダメなのが家事、やはり、実家で一人で暮らしているので、なんとかなるだろうと、グズグズ病がいつも働きます。そこで、男の私でも、どうすれば、グズグズ病を克服し、テキパキと家事をこなせるか考えてみることにしました。でも、長年主婦をやってこられた方には「アレッ、今頃気づいたの?」と言われるかもしれませんね。

私には、以下のグズグズ病があります。行動のスタートが遅い、面倒くさいと考えがち、休憩が多すぎなど。私には「グズグズ」病の他に、「力の入れすぎ病」もあるみたいです。もっと軽やかにできたらいいかも。

 

私のグズグズ病の対策
①グズグズ病が出たら、まずは一歩踏み出す!
②面倒くさいことこそ、まずはやるべし!
③「大変そうだ」は思い込み、やってみると意外にスンナリ!

 

とにかく、家事はやることが多い、だから、全て完璧にはできないと思い知りました。仕事は完璧を目指し、失敗は許されませんが、家事は「いい加減(良い加減)」が大事、失敗しても大丈夫なんですね、失敗しても他人には迷惑をかけません。私は仕事のやり方で、家事をやっていたので、大変でしたが、仕事と家事は違うと言うことが分かりました。

 

私の家事をテキパキとこなす対策
①完璧を目指さない(多少のいい加減が必要)
②思うようにいかなくても落ち込まない(多少の失敗は許せる)
③素早くスタート、ゆっくり行動(この方が失敗が少ない)
④何事も力を抜いてやる(力を入れると疲れ、進まない)

 

男性が家事をする場合、とかく、仕事と同じようにやるような気がします。でも、私の例で言うと、仕事のやり方で家事はできないですね。家事は、とにかく、やることが多いので、力を抜いてやらないと進みません。

雑多な細かいことの固まり、それが家事のような気がします。だから、全て完璧にはできないし、失敗して落ち込んでいたら、何も進まない気がします。考える前に行動する、行動してから考える、それが家事かもしれませんね。仕事は、まずは考え計画し、その計画に沿って着実にこなす。でも、家事には計画は不要です。今やるべきことを淡々とやればいいですね。

また、家事は良い運動にも、気分転換にもなり、頭も使います、消耗品の補充、期限切れ食品の管理など、考える事が多いです。さらに、料理になると、今ある食材、食材の消費(賞味)期限、いろんなことを考えないといけませんね。家事は、良い運動にも、頭の体操にもなり、認知症の予防にもつながるかもしれません。

昨年2022年の日本人の平均寿命は、女性が87.09歳、男性が81.05歳。女性のほうが6歳も上回っています。これは、家事をしているからかもしれません。その意味でも、男性の皆さん、家事をやって寿命を延ばしましょう!

 

なお、不思議なのは、家事でも園芸でもそうですが、元気がなくて、なかなか行動できない時でも、実際に行動し始めると、気分がスッキリするから不思議ですね。

 

実は「体を動かすと気分がスッキリ!」

これを知ってから私は勇気百倍、グズ男がやる男にチョッピリ変身しました。なお、これには、脳が深く関係しており、ひとつは「脳の血流が促される」ため、もうひとつは「脳から神経伝達物質が分泌される」ためと考えられています。なお、分泌量が増える神経伝達物質には、ドーパミンノルアドレナリンセロトニンなどがあり、分泌が増えると脳はよりポジティブな状況となり、心が安定すると言われています。

私も、グズグズ病を早く止めて、とにかく、サッと体を動かし、気分をスッキリさせ、テキパキと家事を進めたいと思います。でも、テキパキと動きたいといっても、無理は禁物。そして、焦らないことですね。無理をせず、焦らず、テキパキとする、矛盾するようですが、これを目指したいと思います。